Archives 9月 2025

青森での産業創造フォーラムに登壇しました。

9月9日、青森市で開催された「21あおもり産業創造フォーラム」にて、基調講演の機会をいただきました。

会場には、県内の事業者や支援者、行政・金融機関など、産業を支える多様な方々が一堂に会し、紹介ブースも賑やか。
青森の地域力を肌で感じる時間となりました。
弊社代表の鷲谷からは
「“2時間”からはじまる しなやかな未来の働き方」と題し、
ケイリーパートナーズの実践や、
制約を力に変える地方発の経営戦略についてお話しました。
地域の挑戦や支援の取り組みが交わり、
これからの青森をさらに強くするきっかけになれば嬉しく思います。
ご一緒させていただいた皆さま、本当にありがとうございました。

働きやすさは制度だけでなく文化から

福島県の人口減少対策に向けて立ち上げられた

「官民連携・共創チーム」には
600社以上の企業・団体が加盟しています。
その一環として9月10日㈬に開催された
中通り第1回ワークショップ(福島市)で、
弊社代表の鷲谷がファシリテーターを務めました。
福島大学の学生さん6名を中心に、
多世代・多様な立場が集まり、
熱量あふれる対話が繰り広げられました。
午前は渋谷レックス様を訪問。
“人を真ん中に”という理念が、制度やオフィス空間にまで
息づいていることを肌で感じ、
小さなチャレンジを積み重ねる風土が組織を変えていく姿に
大きな学びを得ました。
午後のワークショップでは、
健康経営、福利厚生、評価制度、情報発信など、
学生の声を起点に多彩なアイディアが次々と飛び出しました。
大人の参加者が真剣に耳を傾け、
学生の意見を尊重してくださったことで、
議論はどんどん深まり、場全体がひとつのライブのように盛り上がっていきました。
共通して見えてきたのは、
「働きやすさは制度だけでなく、文化や雰囲気から生まれる」こと。
そして「企業だけでなく行政や地域も共に支える仕組みが必要」だということ。
正解を出す場ではなく、一人ひとりの視点を言葉にしたことが価値を持つ―
そんな手応えを感じられる機会となりました。
次は10月の中間報告会へ。
福島から未来を描く提言に向けて、この経験を大切に育てていきたいと思います。